今日はジャンプアクションについてです。
このゲームには段差や坂道で出すことのできるジャンプアクションという技があります。これを出すことにより一定時間の加速を得ることが出来ます。また、ミニターボと重ね合わせることで更に早くなります。
レースゲームでは基本加速を得られるというのは嬉しいことなので、出せる場所では積極的にジャンプアクションを出していくことが重要になります、が、ある程度上手くなってくるとなんでも出せばいいというわけでもなくなってきます。
有名な個所としてはクッパキャッスルの最初の階段やサンシャイン空港のダッシュ板の脇から降りる箇所などがあげられますが、これらの箇所はケースによってジャンプアクションの有無を使い分ける必要があります。
・クッパキャッスルの場合はコインを拾いたいときはジャンプアクションを入れ、最速で走りたいときは入れない。
ジャンプアクションを入れると膨らんでしまい最短ルートが通れません。コインは最短ルート上ではなくやや膨らんだ位置にあるため、コイン回収ルートを通る際のみジャンプアクションを入れた方が速いです。
・サンシャイン空港のダッシュ板脇から降りる場所は、直後の右側のキノコショートカットを使う際にはジャンプアクションを入れず、普通に走る際には入れる。
このゲームでは空中でドリフトボタンを押しながらスティック操作で方向転換が出来るのですが、このテクニックはジャンプアクションを入れていないときのみできます。それに加えて飛びすぎるのを回避するため、キノコショートカットでインをつく際はジャンプアクションを入れません。
ダッシュ板を利用しジャンプアクションを出さない箇所
例えばキノピオハーバーの上段ルートやぐらぐら火山の上段ルートなどは、どちらもダッシュ板前からドリフトをかけてジャンプアクションを出さずに、着地後もドリフトを継続することで長いミニターボを出すことが出来、そちらの方が速いためその処理が好まれます。
また、ジャンプアクションを出すと直後に加速する他、着地後にも加速するのですが、それに伴って通常より高いジャンプが出ます。マリオカート8DXというゲームでは、高く飛べば飛ぶほど滞空時間が長くなり遅くなるので、それゆえにジャンプアクションを出さない処理が好まれるケースもあります。ワリオスタジアムの4連、3連ダッシュボードやDKジャングルの3連ダッシュボードの妥協走法などがこれに相当します。
低空ジャンプに関して。
このゲームでは段差や坂道の根本に近い部分でジャンプアクションをするほど、低くて速いジャンプアクションが発生します。また、ジャンプを入れる直前に好きな方向に着地ドリフトを入れることによって更に低いジャンプを出すことが可能になります。使いどころは多種多様ですが、このテクニックを一番多用するコースはエキサイトバイクです。
次回はグライダーにまつわるテクニックについてお話ししようかと思います。