初心者さんへのカート選び指南

 結論から言うと、このゲームには「テンプレカスタム」と呼ばれる、強者たちがVSでこぞって使っているカスタムがあります。
・車体がハナちゃんバギーorそらまめorパタテンテン
・タイヤがローラータイヤorスカイローラー
・グライダーがかみひこうきorもくもくバルーンorパラシュートorフラワーカイト
の組み合わせがテンプレートです。

 なぜこれらのカスタムが早いのかについて説明したいのですが、そのためにはこのゲームの「隠し」パラメーターである「ミニターボ値」についての説明が必要になります。

 そもそもミニターボとは何ぞやというと、ドリフトをしている最中に足元に火花が散って、ドリフトを終えると同時に加速するあれです。
 ミニターボ値とは、そのミニターボが溜まる速さ、ミニターボの長さ、およびミニターボ中のカートの速さを表すものです。当然ミニターボ値が高いほど早くミニターボが溜まり、長いミニターボが出せ、ミニターボ中の伸びもよくなります。そしてこのゲームは、ミニターボをいかに出し続けるかによって速さが圧倒的に変わるゲームであり、このゲームにおいて一番重要なのはこのミニターボを絶え間なく出し続けて加速を得続ける技術です。必然的に、最高速や加速力よりもミニターボ値の高さが重要になってきます。

 ミニターボ値の次に重要になってくるのが重さと最高速です。このゲームはレースゲームですが車体をぶつけあうことがよく行われ、その結果として軽いカスタムだと重いカスタムを使っているプレイヤーの体当たりでラインをずらされたりすることがよくあります。
 最高速に関しては、このゲームはミニターボとドリフトのおかげで常に最高速付近をキープする走りが可能ですので、加速力の有無に関係なく重要なステータスになっています。

 更にキャラ選択についてです。このゲームにおいてキャラクターの重さと速度は比例、重さとミニターボ値は大まかに反比例するようになっています。したがって、単純な速さで言うなら重いキャラはミニターボを溜めにくい直線が多いコースで有利で、軽いキャラはミニターボをためやすいカーブが多いコースで有利です。ここに、他プレイヤーとのぶつかり合いなどの要素が加わることから、上位プレイヤーの間では比較的重いキャラクターが好まれることが多いです。

 改めて上記のテンプレカスタムに立ち返ると、そらまめとパタテンテンはミニターボ値が高いので単純に速く、ハナちゃんバギーは重いので混戦に強いという特徴があります。ハナちゃんバギーは重さをかさ増しするカスタムですので主に重量級キャラと、そらまめとパタテンテンはミニターボを追求するカスタムで、中量級以下のキャラとの組み合わせで使われることが多いのです。
 重さや最高速含むキャラの詳細な性能についてはmkbブログを参照してください。

 また、タイヤは最もミニターボ値の高いローラータイヤorスカイローラー、グライダーも同様に最もミニターボ値が高いかみひこうきorもくもくバルーンorパラシュートorフラワーカイトが鉄板です。これらについては、反重力コースで加速するサイバースリックというタイヤ以外に特にかえる理由がないぐらいこれら以外の選択肢はありません。

 使用者の割合はぐっと下がりますが、強いてもう一つ上記に加えて候補入りするカートがあるとしたらスタンダードバイクでしょうか。

 余談①:このゲームで最も使用者の多い準重量級と呼ばれるキャラ(ワルイージ、ドンキー、ロイ)の中で、さらに最も使用率が高いのはワルイージです。理由はワルイージが細身で、バックミラーを確認した際視界が確保しやすいからです。
 余談②:ハナちゃんバギーと同じ性能のシルバーアローが好まれない理由は、ハナちゃんバギーの方が車体が小柄でコースのインをつきやすく、また車体の小ささゆえに被弾が少なくなるからだと言われています。

ジャンプアクションについて

 今日はジャンプアクションについてです。
 このゲームには段差や坂道で出すことのできるジャンプアクションという技があります。これを出すことにより一定時間の加速を得ることが出来ます。また、ミニターボと重ね合わせることで更に早くなります。
 レースゲームでは基本加速を得られるというのは嬉しいことなので、出せる場所では積極的にジャンプアクションを出していくことが重要になります、が、ある程度上手くなってくるとなんでも出せばいいというわけでもなくなってきます。

 有名な個所としてはクッパキャッスルの最初の階段やサンシャイン空港のダッシュ板の脇から降りる箇所などがあげられますが、これらの箇所はケースによってジャンプアクションの有無を使い分ける必要があります。
・クッパキャッスルの場合はコインを拾いたいときはジャンプアクションを入れ、最速で走りたいときは入れない。
 ジャンプアクションを入れると膨らんでしまい最短ルートが通れません。コインは最短ルート上ではなくやや膨らんだ位置にあるため、コイン回収ルートを通る際のみジャンプアクションを入れた方が速いです。
・サンシャイン空港のダッシュ板脇から降りる場所は、直後の右側のキノコショートカットを使う際にはジャンプアクションを入れず、普通に走る際には入れる。
 このゲームでは空中でドリフトボタンを押しながらスティック操作で方向転換が出来るのですが、このテクニックはジャンプアクションを入れていないときのみできます。それに加えて飛びすぎるのを回避するため、キノコショートカットでインをつく際はジャンプアクションを入れません。

 ダッシュ板を利用しジャンプアクションを出さない箇所
 例えばキノピオハーバーの上段ルートやぐらぐら火山の上段ルートなどは、どちらもダッシュ板前からドリフトをかけてジャンプアクションを出さずに、着地後もドリフトを継続することで長いミニターボを出すことが出来、そちらの方が速いためその処理が好まれます。

 また、ジャンプアクションを出すと直後に加速する他、着地後にも加速するのですが、それに伴って通常より高いジャンプが出ます。マリオカート8DXというゲームでは、高く飛べば飛ぶほど滞空時間が長くなり遅くなるので、それゆえにジャンプアクションを出さない処理が好まれるケースもあります。ワリオスタジアムの4連、3連ダッシュボードやDKジャングルの3連ダッシュボードの妥協走法などがこれに相当します。

 低空ジャンプに関して。
 このゲームでは段差や坂道の根本に近い部分でジャンプアクションをするほど、低くて速いジャンプアクションが発生します。また、ジャンプを入れる直前に好きな方向に着地ドリフトを入れることによって更に低いジャンプを出すことが可能になります。使いどころは多種多様ですが、このテクニックを一番多用するコースはエキサイトバイクです。

 次回はグライダーにまつわるテクニックについてお話ししようかと思います。